黒部市民病院で無痛分娩した体験談。本当に痛みはないの?

子育て

陣痛、怖い。

ということで、私は1人目を東京で、2人目を富山の黒部市民病院で無痛分娩しました。

いろいろと批判があったり意見が分かれる無痛分娩ですが、痛くなく産めるなら絶対にそのほうがいいですもん。

痛いの嫌ですもん。

無痛が気になっているけど、情報が少なくて踏み出せない…という女性も多いと思います。

でもね、無痛分娩いいですよ。

私は実際に無痛を体験してみてメリットのほうが大きいと思ったし、もし3回目の出産をすることがあったとしても、迷わず無痛を選びます。

というか、無痛じゃなければ産みたくないくらい。

黒部市民病院での無痛分娩の体験を詳しく書きますので、気になっている妊婦さんや、実は陣痛が怖くてしょうがない!って女性は、よければ参考にしてください。

※ここでいう無痛分娩は、硬膜外麻酔を使った分娩のことです。

スポンサーリンク

無痛分娩は本当に痛みがないのか?

まず1番気になるであろう痛みについて、最初に書いておきます。

麻酔が効いた状態であれば、本当に痛くありません。

陣痛中でもテレビを見たり、スマホをいじれたりするくらい余裕。

ただ、身体が麻痺しているというのとは、ちょっと違うのです。

無痛分娩に使う麻酔は少し変わっていて、痛みはないけど、押したり触ったりした感触はあるんですよ。

だから陣痛が進んでくると、お腹の中からグイグイ来てる感じはしっかりあるし、麻酔が足りないと痛みもあります。

病院にもよるとは思いますが、麻酔を入れるタイミングや程度については相談ができるので、陣痛をある程度体験してみてから麻酔を入れることも可能。

無痛分娩は計画分娩になることが多いんですが、私は1人目の時、入院日が決まる前に陣痛が来てしまったので、先生が来るまで陣痛を経験しました。

(そして、これ以上痛いのは無理だと思った)

では本題で、黒部市民病院での無痛分娩について、流れを順番に書いていきます!

黒部市民病院での無痛分娩の流れ

無痛希望であることを伝える

まずは無痛分娩希望であることを主治医の先生に伝えます。

32週までに伝えればOKだそうです。

黒部市民病院では、妊婦健診のスケジュールに助産師さんと一緒にバースプランを相談&確認する週があるので、そこで希望を伝えるといいかと思います。

市民病院で分娩する妊婦さんに渡されるピンクのファイルにも、麻酔分娩のご案内が入っていますよ。

出産予定日を決める

市民病院では、今のところ無痛分娩できるのは週1回のみなので、無痛=計画分娩。

赤ちゃんの成長具合を見ながら、分娩予定日を決めます。

あんまり遅いと入院の前に陣痛が来ちゃうので、普通は37~38週目くらいになると思います。

無痛分娩や麻酔リスクの説明を受ける

予定日決定後、産科の先生と麻酔科医の先生、それぞれから説明を受けます。

内容は麻酔分娩によるメリットやデメリット、施術の流れや使用する麻酔の詳細など。

私は1回目の時にみっちり説明を聞いていたので、お話を聞いて同意書にサインするだけでわりとあっさり終了しましたが、心配なことがあれば、ここでじっくり話を聞いておくといいと思います。

夫や親の同席もOK。

産科の先生も麻酔科の先生も、かなり忙しそうなのに、面倒がらずに丁寧に説明をしてくれたし、質問があればしっかり答えてくれました。

何より、「無痛にするからには、できる限り痛くなくお産ができるよう配慮します」という姿勢で進めてくださったのが安心感があったし、嬉しかったです。

前日入院する

分娩予定日の前日に、準備のため前泊入院します。

通常は前日に子宮口を広げる処置をするのですが、私の場合は入院した日にすでに子宮口が開いていたので、ただご飯を食べて寝るだけでした(笑)

ちなみに子宮口を広げる処置は、ラミナリアやダイナパンという棒状の器具を、何本か入れるもの。

これが激痛だと言われているので、ネットなどで知って怖い人もいると思うんですが…

私、痛かったことないんですよね。

諸事情で複数回ラミナリア処置を経験してますが、ちょっとお腹がズーンとなるくらいで、一度も痛くはなかったです。

先生の腕がいいのか、そういう体質なのかは不明ですが、絶対に痛いわけではないし、平気な人もいるということで。

点滴&バルーンを入れる

入院翌日の朝は早いです。

朝の6:00くらいから出産準備スタート!

まずは病室で点滴をセットしてもらい、その後診察室でバルーン処置へ。

点滴は付けてますが、この段階ではまだ薬剤は使わず、バルーンを入れて子宮口を開き、陣痛を誘発します。

バルーンを入れる処置も、ちょっとズーンとはしますが、特別痛くはなかったです。

人によってはちょっと痛いみたいですが、内診の延長みたいなものなので、そんなに怖がらなくても大丈夫じゃないかなあと思います。

陣痛室で過ごす

バルーン挿入後は陣痛室へ。

オルゴール音楽が流れる中でベッドに寝そべり、陣痛が付くのを待ちます。

1~2時間くらい陣痛室にいたかな?

じわじわと痛みが来て、生理痛くらいの痛みが5~10分間隔になったあたりで分娩室に移動しました。

陣痛室から分娩室へ移動して麻酔をする

ここからは、いよいよ麻酔処置へ。

無痛分娩では硬膜外麻酔という麻酔を使うんですが、これは背中から入れます。

まずはベッドに横になり、背中をくるっと丸めた姿勢で注射を1本。

これは分娩用ではなく、麻酔処置の痛み用の麻酔らしいです。

ちょっとチクーっとした細くて鋭い痛みがあり、普通の注射より少し痛いくらい。

その後、背中にグググーっと管が押されて入るような感覚があります。

痛いというよりは、強く押されてるような圧迫感。

この背中の管から麻酔薬を入れる仕組みで、麻酔の量は痛みの程度を見ながら、随時、麻酔科の先生が調節してくれます。

陣痛中の痛みに応じて麻酔を調整する

麻酔薬が入ると、背筋にスーッと冷たい感触があり、痛みはすぐに和らぎます。

無痛分娩の麻酔って不思議で、痛みや温度は感じないけど、触られたり押されたりする感触はわかるんですよ。

なので、赤ちゃんの胎動は感じることができます。

本当に痛みだけを取ってくれる感じ。

麻酔が効いている間は本当に痛くありません。

夫と余裕で談笑できるし、途中で助産師さんがテレビを付けてくれたくらいです。

ただ、無痛分娩の麻酔は一度入れたら終わりではありません。

陣痛が強くなってくると、痛みを感じるようにもなってくるので、都度麻酔の量を増やして調整してもらいます。

陣痛中は、麻酔の先生がほぼ付きっきりで分娩室にいてくれました。

痛みの程度を随時聞いてくれる他、脱脂綿を肌にくっつけて冷たい感触があるかどうかをチェックして、麻酔の効き具合に偏りがないかを確認してくれます。

痛い時は素直に「痛くなってきました」と言えば、麻酔を追加してくれるので、我慢せずに伝えたほうがいいですよ~。

私はなんだか遠慮してしまい、途中けっこう痛かったです(^_^;)

市民病院は自然分娩推奨みたいなので、この程度の痛みに耐えないなんてダメかしら…みたいに考えてしまい。

でも、付き添いの助産師さんが「せっかく無痛にしてるんやから、痛かったらもったいない!」と言ってくださって、気が楽になりました。

お産

お腹が波打つような感覚になってきたら、いよいよお産間近。

分娩台の上で出産体制になり、助産師さんの指示に合わせていきみます。

繰り返し書いているように、「無痛」ではあるけど「麻痺」や「無感覚」ではないので、赤ちゃん誕生の瞬間は何かがズリっ!と出てくる感触もあります。

私の時は、お産中に赤ちゃんの心拍が下がり始めてしまったため、最後は吸引分娩になりました。

うちは1人目も吸引分娩で、産まれてしばらくは頭が少しとんがってたのですが…

2人目はそんなにとんがってませんでした(笑)

最初はトンガリ頭だった上の子も、今はすっかり普通の頭なので、吸引分娩になったからといって、何か心配することはないと思います。

黒部市民病院の無痛分娩にかかった費用

出産・入院費用は出産育児一時金の42万円で支払えるので、実費負担は6万円くらいでした。

麻酔分娩費用は分娩時間の長さで変わるそうですが、おそらく5~10万円の範囲で収まるんじゃないかなと思います。

ちなみに私が東京で無痛分娩した産院はトータルで100万くらい、一時金を使っても40~50万円の自己負担でした。

そこはいわゆるセレブ産院的な病院だったので、入院中の部屋や食事の豪華さ、妊娠中のケアやサービスを考えれば妥当な金額だと思っていて、すごく満足してるんですけどね。

にしても、10万円以内でこんなに丁寧に麻酔をしてもらえるなんて「安い!」というのが素直な感想です。

これから黒部市民病院での無痛分娩を考えている人へ

黒部市民病院で無痛分娩した感想

黒部市民病院で無痛分娩してみての感想は、「料金が安いのに、とても丁寧だった!」です。

1人目の時は、一度麻酔を入れた後は、先生と助産師さんが時々様子を見に来てくれる感じで、基本的には放置というか、陣痛室でひとりで待っている感じでした。

今回は麻酔科医の先生がほぼ付きっきりで陣痛室にいてくださったし、麻酔の効き具合のチェックや調整も、こちらの状態や希望に応じてかなり細やかにしてくださったのでビックリしました。

たぶん、1人目の産院は最初からある程度強めに麻酔を入れていて、市民病院では痛みに応じて必要量の麻酔のみを使っていたのかと。

行った処置や分娩の流れ自体は1人目の時とほぼ同じですが、市民病院のほうがずっと丁寧な印象です。

1人目と比べると、オーダーメイド感が強いというか。

助産師さんもほぼ2人体制で付き添ってくださったし、赤ちゃんの心拍が下がった時は小児科医の先生も来てくれて、そのあたりは総合病院の安心感もありました。

無痛分娩する人って多いの?

市民病院で無痛分娩がスタートしたのは2018年4月。

週1回だけの実施なこともあって、まだ無痛での分娩数は多くないようですが、先生のお話だと、けっこう希望者は多いというか、増えてるようでした。

今のところ、私のように一度無痛を経験した人や経産婦さんがほとんどのようです。

無痛分娩のデメリット

デメリットというか難点があるとすると、実施できる曜日が決まっていることですかね。

市民病院で無痛分娩ができるのは、今のところ週1回だけ。

週数や胎児の成長を見ながら出産日を決めましたが、決まるまでがけっこうドキドキでした。

それに入院日が決まってからも、それより先に陣痛が来てしまった場合は普通分娩になるので、「まだ陣痛来ないでね!もう少しお腹で待っててね!」と、毎日を祈るように過ごしてました(笑)

24時間対応で無痛できる病院は東京でも少ないので、しょうがないとは思うんですけどね。

100%無痛になる保証はないのは、ちょっと不安なとこかもしれません。

無痛分娩のメリット

最大のメリットは、やっぱり痛くないこと!

おかげで出産が怖くないし、精神的に余裕が持てます。

そもそも私が2人目を産もうと思えたのも、無痛分娩があったからというのが大きかったです。

もうひとつのメリットは体の回復が早いこと。

産後の会陰切開の傷の痛みや悪露は普通分娩と変わりませんが、陣痛による消耗やダメージが少ないので、産んだその日からわりと元気です。

私は高齢出産に加え、里帰りなしで上の子と下の子の2人を育てる予定だったので、出産のダメージが残らないのは助かりました。

巷では無痛分娩に関するネガティブなニュースばかりが取りざたされますが…

無痛のメリットではなく、デメリットやリスクのみを切り取って強調しているようで、実際に2回体験した妊婦としては、とても残念に思います。

一妊産婦である私が医療的なことを語るのは避けますが、リスクに関しては、お医者さんによく話を聞けば、無痛という手段そのものが危ないわけではないということがわかるはず。

もしあなたが無痛分娩に興味を持っているなら、個人的にはおすすめしたいです。

黒部市民病院の無痛は実施できる日が少ないのがネックですが、サービスに対して料金が安いし、スタッフの皆さんも優しくて、とても満足のいくお産になりました。

この体験談が、分娩方法を検討する一助になれば幸いです!

書いてる人:タカ子
2児(3歳・0歳)の子育て中の働く主婦。超インドア派で友だちが少ない&ママ友がいないので問題解決はもっぱらネット。ファミコン時代からのゲーマーだけどゲームする時間がないのが悩みです。
子育て
スポンサーリンク
シェアする
主婦の便利帳

コメント